娘の教育に厳しく接することが子供と親の両方にストレスを生んでしまった

ひとりっ子で母親の口うるさいしつけで娘さんはチックが出てきている。

性格:緊張しやすい、臆病で新しいことに不安がる、頻尿になる。

娘さんの日常生活は習い事が多くピアノ・バレー・テニス・ スイミングそして学習塾。
お母さんは車で毎日連れていく。お母さんの話では、本人がやりたいというのでこれでも減らしていると話す。
学校の友人と遊ぶ時間はなく一日に習い事も重なるし学習塾も時間が増えてくると話す。
お母さんはいつも子供と一緒にいられるので車で送る事には喜びさえ感じている。

子供がいないとお母さんは不安になる。子供も常にお母さんの指示型しつけにならされている。
子供の成長に合わせて子供に主導権を持たせなくては子供は依存型になってしまうしチックも喘息も治癒しないでしょうと話す。

チック症状の子供

お母さんは不安で手元に置いて指示型しつけをしたい旨を話す。それがよいと思っている。

親の事ばかり気にしている子供になりつつある。親の喜ぶことばかり考えているので、娘さんの体はストレスが多くなって腹痛・頭痛・チック・せき込みが多くなっている。この症状には、あちこちの病院に受診をしている。

お母さんは自分の都合を前面に出すがもっと娘さんを信じて判断できるように日頃から一つず手ばなしてしつけをして娘さんの状況を見てみましょうと伝える。

お母さんのパワーで子供を囲わないようにしたいのです。

お母さんは子供のためにしていると信じているので、納得してもらうのには時間がかかるがおかあさんに寄り添いゆっくり聞いていくことが今の段階では良いように思い十分にお母さんの話を受け止めている。

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