成人の息子は引きこもりで家庭内暴力なので別居を検討中

お母さんは、離婚後 実家に戻り生活のために働いているが長男は二十歳すぎているが家に閉じこもり弟を怒り下の息子が二人とも閉じこもりになっている。

お母さんは、長男が家庭内暴力になり困っていた。長男はお母さんと弟を家から出て行けと暴力をふるうので別居したほうがいいのかと相談に来た。

長男は中学校の時から不登校になりそのまま閉じこもり生活をしている。

家族の会話は、ほとんどなく何か話そうとするとうるさいと自分の部屋にこもってしまう。

長男の家庭内暴力

別居をしたほうがいいのでしょうか?

長男は 家以外は出ないのでストレスもたまるでしょう。長男はお母さんに本当は振り向いてもらいたいのに弟たちと話しているのでイライラして暴力になると思う。

蹴られる覚悟で話してみたら別居するためのお金もないし何とか一緒にやっていけないかと一方的でも話してみたらと話す。

1か月後お母さんと面談する。

別居はしないで現在にいたっているが最近、長男は家族に暴力を振るわなくなったと話す。

お母さんも長男の話をまともに受けたら経済的には苦しくやっていけなかった。

次男も閉じこもっているがアトピーがひどくなり病院に行くようにと説得したらお母さんと受診が出来アトピーも良くなってきたと話す。

お母さんは愚痴も言わないで働いて息子たちがいつか外に出られるようにと頑張っている。

そんな姿を三男は見て定時制高校にアルバイトをしながら通い始めた。

お母さんは、気持ちが楽になったと話していた。

病院からは閉じこもりの支援所のようなところを紹介されたので長男・次男が行ってもらえるといいがと気持ちが明るくなっていた。

長男は、小さい時、コミュニケーション不良があり医師から病名を言われたとも話していた。

多少コミュニケーションがうまくいかなくても何か合う仕事に出会うことを願っていればきっとある。

お母さんに希望が見えてきた。

たとえそこが息子さんに合わなくても他にもあるので、がっかりしないで会うまで探しましょうと励ましている。お母さんは離婚が子供たちに影響を与えていのかと怒ることもできないと話す。

過去にとらわれないで今の状況から良い方向を見つけていきましょうと話す。以前よりお母さんは力ずよくなってきている。

少しずつであるがそれぞれの息子さんも動きが出している。前を向いて歩きましょうと話す。

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