2021年開催日
開催予定日 | 開催時間 |
第29回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
◆コロナ対策
※コロナ感染防止のため手洗い・消毒・マスク着用で行う。
※室内はエアコン・窓を解放して扇風機等で室内の通気性をよくする。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
今年を振り返ってみる
2)ランチ
・中華おこわ(干しエビ・筍・人参・ささみ・ベーコン)
・味噌汁(ふのり・豆腐・みそ)
・ふろふき大根 味噌だれかけ
・菜の花のお浸し
・カブの甘酢漬け
◆レポート:
今年のいやしの場は、本日で最終回になりました。
参加者全員に今年一年を振り返ってもらいました。
しかし、参加者の中で一人体調が悪い方がいらして本調子ではなかったので、どうしたのか?、と声をかけました。
すると彼女は、
「体調が悪くなると周りの方に言われたことを思い出し私はできないと自分を責めるのでどんどん気分が悪くなる。」
と言うのです。
続けて、
「自分はこんなことで周りに愚痴を言っているのも嫌と思いながらも、言わずにいられない。」
と言うので、彼女の気分が変わるまで参加者みんなで彼女のはなしを聞いてみることにしました。
しばらくするとはなしをすることが良かったのか、気分がだんだんと回復してきて表情が明るくなりました。
彼女が回復するまで、参加者は彼女の話をじっと聞いていました。
他人のはなしを静かに聞くという行為は簡単にはできません。
いやしの場の参加者は、一年間を通して他人のはなしを聞くという行為が身についてきたと実感しました。
一般的に人ははなしを聞いていても自分の意見がある場合、人のはなしを遮って話し始めてしまう傾向が強いです。
そこで誰かがはなしをしている時はその人が話し終わるまで静かにはなしを聞くことが大切です。
話をしている人は、はなしをすることで自分の心が整理されてきます。
人間は感情の生き物ですから、分かっているけれど言わずにいられなかったり、怒らずにいられなかったりすることが多々あります。
そんな事態に遭遇したらまずはその人にやさしく寄り添って、家族や仲間の愚痴に耳を傾けてみてください。
だまって静かにはなしを聞いてあげるだけで良いのです。
いやしの場にはいろんな方が参加されています。
今回の参加者は、
「自分はこれまで周りの目を気にしながら行動していたが今は、自分のやりたいことがわかるようになってきた。」
と嬉しそうに話していたことが印象に残った。
最後に私から参加者に質問を投げかけてみた。
「来年どんな自分になりたいか考えてみましょう。」
いつものようにおしゃべりしながらお茶を楽しんだ後、今年最後のいやしの場を終了した。
文末となりますが今年一年、いろいろとありましたがありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願いいたします。
第28回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
◆コロナ対策
※コロナ感染防止のため手洗い・消毒・マスク着用で行う。
※室内はエアコン・窓を解放して扇風機等で室内の通気性をよくする。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
イライラしてしまうときにどのような考え方をすると心が落ち着くかについて話し合う。
2)ランチ
・舞茸炊き込みご飯
・えのきの味噌汁(玄米味噌)
・里芋と鶏ひき肉だんこのくずよせ煮
・薄切りトマトのオリーブ油と醤油のドレッシング
・蓮根のソテー(塩・胡椒)
・デザート:柿
◆レポート:
参加者から出てきたものを取り上げるようにすると参加者が自然体で話せるので、今回もこの方法にしました。
今日は若手の参加者がイライラしたりすることは良くないとわかっているのに毎回、家族にイライラしている自分が嫌になると言い出しましたところからスタート。
彼女は、自分が疲れてくると家族のしぐさが気になってイラつき、キツイ言葉を発してしまうと発言した。
他の参加者も疲れてくると料理をしても上手くいかないし、焦がしたりしてしまう自分が嫌になると話す。
そんな時はどうしたらいいでしょう?
料理している時、手を休めるわけもいかないので何となくやっていると味は決まらないし失敗が多くなるとの話が出た。
参加者の一人は、自分がイライラしている事を感じたらその場で深呼吸を2~3回繰り返してみると心が落ち着くことがある、と話す。
いつも平常心でいることは難しいし、他者からイライラしているときに声をかけられたり、自分でイライラが湧き出た時は、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせて忘れるようにしてる、と話す参加者もいた。
先述の若い参加者はイライラしてしてくると、またやってしまったことを後悔し、家族に当たらないように自室にこもって自分を責めると話す。
以前は家族にイライラを言い始めると長い間、文句を言っていたが最近は誰かが悪いからイライラするのでなく自分の体調が悪くなるとイライラがで始めると判ってきたので、イライラしてきたら自室にこもって愚痴を吐くと落ち着く自分になっていると話す。
参加者から、そういう行動は自分を冷静に見られて対処している事だから以前から比べればとっても進歩しているんじゃないかな、と言った話がでた。
本人は「そうなのかな」とピンときていない様子。
他の参加者も感情を抑えることは精神的に良くないが、自然にストレス発散できるようになればイライラすることも少なくなるようだと話す。
参加者の体験からもイライラが出ても「だめだ、だめだ」と自分を責めずに、これは自分に対する身体からのメッセージだと考えるようにすると心が落ち着くと話している。
自分の性格・癖を変える事は簡単にはできないが少しずつ気づいていくことで何かが変わっていく。
今は、何でも早くできないと劣等生のようにされてしまう傾向があるが 、自分の性格や癖を簡単に直そうと思わないで、良い面を再発見すれば良い。
もっと自分をかわいがり、ダメレッテルを貼らないで、
「こんなところ中々いいね!」
「ここは少し直そうかな」
と考えるようにできればと少しづつ心は緩やかになる。
誰でも他人から何かを言われることは嫌なので、できるだけ自分で気づく努力をすれば物事は好転する。
参加者は、
「今まで考えてもみなかった」
と話す。
いつも通り、何でも話して笑ってお茶会をして散会した。
第27回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
◆コロナ対策
※コロナ感染防止のため手洗い・消毒・マスク着用で行う。
※室内はエアコン・窓を解放して扇風機等で室内の通気性をよくする。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
コロナ禍の制限された生活環境の中でどうやってストレスをためずに生活するかを議題とした。
2)ランチ
・いぶりがっこみじん切り
・ちりめんじゃこ
・いりごま甘酢
・白和え(こんにゃく、にんじん、きゅうり、豆腐)
・厚焼き玉子
・ブロッコリー
・豚汁(大根、ごぼう、にんじん)
◆レポート:
コロナの緊急事態宣言は終結を迎える事になったが油断することはできないのでマスク着用は継続することにしています。
参加者の一人が感動した詩があったと書いて持ってきました。
やさしい言葉は あったかいね
笑顔も あったかいね
よいこと みんな みんな あったかいね
今日はこの詩について話し合いましょうと皆さんに問いかけた。
とても簡単な事のように思えるのですが、いざ家で出来ているかな?
やさしい言葉を家族からかけられたことありますか?
参加者の一人が「あったかいなーと感じたことはある、、う~ん」
と返事がない。
ある参加者は、みんな家族のことを考えていたがよく思い出してみると、感情がない会話が多いように思う。と話す。
食事の時、テレビを見ながら食べているので家族間の会話はほとんど無いと話す。
他の参加者は、病気の時は心配が先に来てやさしい言葉にならないね。あれダメこれだめ等と口うるさく言ってしまう。と話す。
参加者は、
「難しいね、心してないとやさしい言葉は言えないね。」
との結論にいたった。では、
笑顔も あったかいね
はどうだろう。
参加者に聞いてみると、笑顔もいつの間にかなくなっている気がする。外でふりまいている笑顔は心からではなく作り笑いが多いようだと言う。
ある参加者は、家の中では笑顔もユウモアのある会話もない、と言う。
テレビでおかしいと笑っている自分はいるけど大人同士の家族は特に笑うことがないようだ。
これでいいのかな?
慣れ親しんでいる家族は安心しているので、やさしい言葉も・笑顔も不要なのかな?
心が繋がっているっていうことかな?
子供が小さい頃は、泣いたり・笑ったり感情の渦の中で暮らしていたので自然に子供をやさしくほめたり、笑顔で接したり毎日がドラマように思えたのではないかな?
参加者は、今まで家族間でやさしい言葉をかけ合うこともないと話す。
いまさら言うのが照れくさい気という意見もあった。
参加者の一人が この間の出来事を話してくれた。
我が家では、乾いた洗濯ものは、めいめいが自分のものをたたむように決めている。
いつものように夫がたたんでいた横で、私が
「あら、いつの間にか上手にたためるようになったね」
と言うと、夫は、
「そうかー」
とすごくうれしそうな顔をした。
言った私も嬉しくなりあったかい気持ちになった。と話す。
こんな簡単なことで心がほのぼのするのね。
心に余裕があると小さな喜びが見つけられるんだね。
マンネリ生活を見直そう。
これを機に、家の中からやさしい言葉や笑顔のある生活を少しずつ始めてみませんか?
お母さんから始めましょう。
参加者みんながやる気十分になる。
楽しいお茶とお菓子を食べながらほのぼの気分で散会しました。
第26回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
◆コロナ対策
※コロナ感染防止のため手洗い・消毒・マスク着用で行う。
※室内はエアコン・窓を解放して扇風機等で室内の通気性をよくする。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
コロナ禍の制限された生活環境の中でどうやってストレスをためずに生活するかを議題とした。
2)ランチ
・おはぎ2個
・厚揚げと人参の甘辛煮
・お味噌汁
・おつけもの
◆レポート:
今回はお題目を決めずにフリートークにすることで皆さんの心理を掘り下げるようなスタイルとした。
参加者も三人であり何度も参加している皆さんであることからフリートークで自由に想いを話すことが出来ると判断し、成り行き任せにしました。
参加者の一人から、自分を含めすぐ感情が乱れてしまい、良い気分で一日過ごすことが難しい、との話が出た。確かにいい年を重ねているのに子供とあまり変らない感情のアップダウンがあるのではないかと思われる節はある。
イライラしないで穏やかな心で過ごしたいと思っているのに、家庭の中で誰かが機嫌悪い顔をしたり、嫌な雰囲気を出していると平常心が途端に崩れ言わなくてもいい事を口走ったりして自分でまたやったと思う事が多々ある、と本人も理解している。
すると別の参加者が、「この間一日中とってもいい気分の日があった」と言い出しました。
どんな事なのか?
以前、彼女は姉が喜ぶかなとおもい普段着を贈ったところ姉が今までになく喜んで「早く涼しくならないかな早く着たい」と電話の向こうで、子供のように喜んでくれてその声を聞いて自分も嬉しくなり電話を切ってからうれしさで体中がウキウキしたと話す。
相手の喜んでいる様子を感じるだけで、自分の心もこんなにうれしくなり、その日は家事がスムーズに進んで気持ちよかったと話す。
自分が楽しみにしている事があると朝から体が軽く楽しい気持ちでたくさん仕事がはかどるので、家族から「今日はご機嫌だね」と言われたりするようだ。
ほんとにちょっとしたことで感情は大きく変化します。
とくにコロナ禍のこのような時期においては日常的にストレスがかかってしまいます。
そんな時こそ小さなことがおおきな心の助けになります。
毎日、いそいそと体と心が動くと常に最高な状態だけ続けるのは難しいです。
でも、心掛けだけはしましょう。
【いやしの場の参加者の意見】
参加者は、いやしの場は家から離れて自分の時間を自由に使い、一緒に昼食を頂きながら心の内を話したり、他者の話を聞かせてもらったり、リフレッシュ体操したりするので心の洗濯ができるらしい。
元気が出るので、毎月を楽しみにしているといっていただける。
一定の効果を実感している。
今回も楽しくおしゃべりし、大笑いし、散会となった。
第25回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
◆コロナ対策
※コロナ感染防止のため手洗い・消毒・マスク着用で行う。
※室内はエアコン・窓を解放して扇風機等で室内の通気性をよくする。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
コロナ禍の制限された生活環境の中でどうやってストレスをためずに生活するかを議題とした。
2)ランチ
・ゆかりごはん
・野菜のポタージュ
・高野豆腐とひき肉のそぼろあんかけ
・海藻サラダ・トマト・きゅうり(海藻サラダの梅麹ドレッシング)
◆レポート:
先月、うつ傾向に悩んでいる方に朝の散歩をしましょうとアドバイスをした。
現在、さわやかな顔で散歩していると言う。
やる気がでない事ばかりだったのに朝の散歩をはじめたことで、朝の目覚めも良くなりダラダラしなくなった、と話を始めた。
やる気の出たことにはみんなで喜んだ。
会話も否定的な言いまわしが少なくなっている。
うつ的な考えをやめて前向きにしようと言っていたことが少しず実践出来てきた。
考え方に変化が起き始めている。
身だしなみも積極的に工夫している様子が見える。
今迄は病気だからと言い訳をして夫に依存していた。と自己分析を行っている。
今後の課題としては旦那さんとの関係の構築になる。
現状として、夫に依存しながらも細かい事を命令口調で指示し、夫も勝手にしろと怒り出してしまう。
そんな夫を見ると、夫の過去の感情的な行動を思い出す、と不安を膨らませていた。
しかし、いやし場で他の人の苦労話を聞いたり、リラックス体操やゆるやかなリズムのCDを聞いたりすると心が落ち着いて自分がみえてくると話す。
何より、他の参加者が自分の失敗談を交えて話すことから、完璧な人はいないんだ、と安心するようだ。
自分自身を信じて他者と比較したり、卑下しないで心穏やかに過ごし自分を大切に過ごすように心がけている。
お釈迦様は天上天下唯我独尊と説かれたとの話から自分の心の持ち方で生活は向上できると考えることが出来るようになってきた。
コロナ禍が想定よりも長引いていることから生活リズムが大きく変わってしまっています。それが心のバランスを少しづつ崩してしまい知らず知らずにストレスをため込んでしまいます。
心のキャパシティは無尽蔵ではありません。いつか、容れ物が満杯になってしまえばストレスは形となってあなたの生活に大きな影を落とします。
今回のいやしの場も小さなストレスを解消するお手伝いが出来たのではないだろうか。
各自が色々の事を話し合い自分の時間を堪能できたと考える。
会の終わりにはいつものように談笑をし、ニコニコして散会した。
第24回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
※引き続きコロナ禍であるのでマスク着用・手洗い・室内の換気をした上で癒しの場を開催しています。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
今回は心身の緊張を緩める方法をお題としました。
2)ランチ
*スパゲティの野菜入りトマトソースかけ
野菜入りトマトソース(トマト(水煮缶)・玉ねぎ・人参・セロリ・香辛料)
*焼きナスのスープ
*ワカメの三杯酢和え物(胡瓜・ささ身・生わかめ)
*キウイのデザート
◆レポート:
参加者は、余りの猛暑とコロナの陽性者の増加と国からの人流減少を強られ、これまで以上の自粛要請を強いられたことで心身が固まっています。
いやしの場の皆さんもワクチン接種の申し込みが煩雑すぎること、電話がつながらないなど予約が取れないことなどいろいろと問題はありましたが、四苦八苦した結果、無事に接種完了までたどり着きホッとしたところです。
これまで疑いなく国・市・区のやり方に不満はありませんでしたし、受けられる制度に困ったこともなかったのに今回のワクチン接種申請には、指示通りにやっても待ちのサインばかりで困惑しました。
市民と行政機関のずれがここにきてはっきり浮き彫りにされ唖然としてます。コロナ感染防止は、自己防衛をしっかりして心身を鍛えて自己免疫力を高めることだと思います。
そこで今日は簡単な体操・呼吸法をやりました。簡単にできますから皆さんも実践してみてください。
足首をゆるめる体操
膝の上に足首をのせて手で足の指あたりを持ってぐるぐる回す。
少しずつ体の力を抜きながらやると回ってきます。
両手を背中で組んで下に下げる。
両手が組めない人もいます。身体に力が入っていると出来ないので息を吐いてゆっくりやると両手が組めるようになります。
左右の肩甲骨を寄せるように胸を開いてゆく。
息を吐きながらゆっくり手を下に下げていきます。何回か実行すると呼吸がしやすくなります。
最後に呼吸法(丹田呼吸)もゆっくりやると心身が楽になり呼吸も深く出来るようになりました。
参加者は、足首回しも・肩甲骨を背骨に寄せる動作も上手くいかなかったがやっているうちに馴染んできて格好もさまになってきました。
一日中冷房の部屋に入っていると体全体が冷えてくるので、足首だけでも動かすと下肢が温まってきます。
はじめは皆さん痛いと言ってさわいでいましたがだんだん慣れてくると家でも出来るとやる気十分でした。
心も体も動かすことが大切です。
リラックスした後は、いつものおしゃべり会で終了です。
今日のおやつ お菓子はカモメの卵と紅茶 大笑いして散会しました。
第23回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
※引き続きコロナ禍であるのでマスク着用・手洗い・室内の換気をした上で癒しの場を開催しています。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
今回はお題設定せず
2)ランチ
三色丼 (味噌仕立ての挽肉炒め・錦糸卵・漬ラッキョウ・しょうが)
春雨サラダ (春雨・きゅうり・錦糸卵・ハム・中華ドレッシング)
茄子のみそ炒め (茄子・ピーマン・しょうが・味噌・酒・ごま油)
味噌汁 えのき
◆レポート:
梅雨の時期でもあり日々体調が変化しているので、リラックスしながらおしゃべりしたり体を動かしたり・呼吸法を取り入れながらのカウンセリングとなりました。
参加される方々がいやしの場に来たらゆったり気を使わないで過ごせる場所を心がけているので、最近はいやしの場では特にテーマを持たないようにしています。
忙しくしていると自分を見つめる時間もあまりとれません。
そこで、家族から離れて癒しの場で自由に自分の時間を楽しめることを1つの目時としています。
古民家は隙間が多く、部屋の中に風が通るのため、その風の心地よさを感じられて来訪されたり・すだれ越しのゴウヤのつるの緑に感動することもあるようです。
不思議なことに自分が見つめられるようになると 周りのことに目が届くようになりたくさんのことが感じられるようになってくると言います。
ある人はイライラが出てくると止められなくなる。
一度、口を開くとどんどん相手を責める言葉が出てくるので、自分で自分が嫌になる。
何か体の中に悪魔が入った気がする。と話す方もいます。
イライラがおさまるとすぐその後から自責の念が湧いて出る。
そのことが辛いと話す方もいます。
自分でイライラが飛び出す瞬間を抑えることが出来ず突然周りのことが気になってしまい、攻撃的な言い方になります。
しかし、話を続けているうちにらだんだん冷静になる自分も存在します。
イライラは自分が疲れている時が多い傾向があり、相手の不備なところを探して強い口調で感情をぶつけてしまう 火山の爆発の様になります。
その時は、相手を思う気持ちはなくなり、自分の価値観を相手に無理りに押し付けていることになります。
親子でも同じ価値観でいられないし・色々な考え方や・やり方があっていいと思えると良いのですが、それが出来ないことがあります。
そこに潔癖な自分がいるのです。
イライラした後に攻撃的になり、しばらくするとその攻撃性に罪悪感がわき、自分を責めたり人に謝りだすことがあります。
イライラで攻撃的になった時に言いたいことを言うと気持ちがスーとしたと思う方がいます。
しかしそれは最終的に罪悪感にさいなまれることになります。
罪悪感が出てきて自分を責めることになるのは自分を良い子にしたい気持ちの表れです。
長い経験の中で出来上がった習慣や考え方を直すのは時間がかかるので、辛抱強く少しずつ頑張るしかありません。
そんな時は友人や仲間に合って話すことで周りから「また癖が出てきたよ」と言ってもらうことで無意識の行動に気づくことが出来ます。
同じことの繰り返しをやっているうちにだんだん自分が変わってくるのでしょう。
今回のいやしの場はイライラを題材に話し合いがもたれました。
話の後はぶらぶら体操して体をゆるめ、みんなの大好きなお茶タイムで散会しました。
第22回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
※引き続きコロナ禍であるのでマスク着用・手洗い・室内の換気をした上で癒しの場を開催しています。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
今回はお題設定せず
2)ランチ
いなり寿司とのり巻き
切り干し大根の煮つけ
そら豆の甘煮
カブときゅうりの塩もみ
味噌汁
大根
◆レポート:
今日は特別の課題をしませんでした。
参加者が自由にそれぞれが思っていることを話す場としました。
何の制約もないと何を話していいのかわからなくなったりする方もいます。
まずは考えずに話を始めることでペースをつかめるようになることもあります。
こんかいのいやしの場では時間がかからずに参加者が話合うようになり場が温まりました。
参加者それぞれが自分の考えが他者の前で話せるようになったのは、毎月のいやしの場の話し合いの成果だと思います。
ある参会者はとても元気がよく、何でもやってあげたくなってしまうようです。
もう大人になっている自分の子供にあれこれと世話をして、子供にうるさがられています。
それでも辞めることをせず、ことあるごとに子供に接してきます。
子供も母親が老いてきているので、いろいろと注意をしているのですが、ご本人はそれが気になっています。
誰でも他者にあれこれと言われたくないものです。特に子供には言われたくないのです。
でも自分のことが一番わからないこともあるのです。
今まで出来たことが少しずつ出来なくなっていることをわかろうとしないで、今迄と同じように過ごそうとしてしまいます。
失敗が多くなります。
年齢を重ねてきた人にはわかるかもしれませんが、そのような時あなたは相手のせいにしたりしていませんか。
何でも気になったことを話し合うことで自分のことが分かってくるのです。
もし誰とも話さなかったらいつまでも言われたことにこだわり続けてしまうかもしれません。
心から話せる仲間がいると、自分の老いも優しく受け入れることが出来ると思います。
老いたからできなくなるのでなく、ゆっくりやればできるのですが今までと同じやり方をしていては、失敗したり・自分に自信が無くなったりします。
その時に仲間がいると話すことが出来るので自分はダメだと思い詰めなくなります。
今回は皆が楽しんで自分の失敗談義を披露しながら、自分なりに何かを学んでいました。
自分の事を話す楽しさに多いに盛り上がっていました。
リラックス体操や呼吸法をやりながら、自由な時間が持てたことに喜こんでいました。
お茶を飲みながら大笑いして終了
第21回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
※引き続きコロナ禍であるのでマスク着用・手洗い・室内の換気をした上で癒しの場を開催しています。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
自分に非がない時の対応方法
2)ランチ
ご飯:しらすごはん
茶碗蒸し:卵・鶏肉・蒲鉾・みっば
酢のもの:きゅうり・タコ・三杯酢
ふきの煮つけ:ふき・油揚げ
塩こうじ漬物:カブ・きゅうり
デザート:夏みかんの寒天
◆レポート:
いつものメンバーで行われました。
小さな出来事でも何でこんなことになるのかと、心をイライラさせることが多々あると話しています。
もし自分にとって気分が悪いことを突然言われた時、貴方はどう受け止めていますかと質問しました。
話しあわれた内容がこちら。
*慌てふためき相手に当たり散らす。
*自分は全く悪くないと思うから相手のせいにする。
*相手からとばっちりがどんどん来ると冷静に判断できなくなるのでどんどん深みにはまってしまう。
*自分が落ち込んでくる。
相手の言動に、不意打ちを食わされたので、すぐ冷静になれないと思うがそんな時こそ「待てよ」と、立ち止まって自分を取り戻すと心にもない事をあれこれ言ってしまい墓穴を掘ることもないと思います。
家族も仲間も相手に感情のままに言ってしまうと相手を傷つけてしまうことが往々にしてあるのです。
今はコロナで行動自粛を求められる世の中なので、自分は平常心でいると思っても突然の相手の言動に反射的に感情むき出しになることが多くなっています。
ひと呼吸が大切です。
こんな考え方はどうですか
※ 嫌な事言われたけど「うん 相手の方も苦しんでるんだ。」と思えるといがみ合いにならないし、円満に終わることも増える。
※ 自分は悪くないと思うと、ついついそのことを言いたくなります。もちろん内容にもよりますが、いがみ合いは議論ではないので発展した会話にならないのであまり大きな意味合いは無いと考える。
※ 受け止め方を広くして深堀しないでいると冷静になれる。
※ 他人にはあれこれ言われたくないし、自分は悪くないと思いたいので、多少のいさかいはレクレーション程度に思いましょう。
今日の振り返り
日常生活の中で忙しさに紛れて自分を忘れ、流されて過ごしていますがいやし場でひとつの話題を、フリートーク形式ですすめると、それぞれが立ち止まり自分の行動を思いだしていく様子が見て取れました。
誰でも他者からあれこれ言われるのは嫌ですが自分自身で、言い過ぎたと自然に気付いていくことで、生き生きとした場になりました。
今日も笑顔で解散!
第20回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
※引き続きコロナ禍であるのでマスク着用・手洗い・室内の換気をした上で癒しの場を開催しています。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
親子のコミュニケーションについて
2)ランチ
おはぎ
すまし汁:えのき、とろろ昆布
盛り合わせ:サツマ芋の甘煮、切り干し大根の煮物、菜の花のおひたし
香の物:大根、キュウリの塩こうじ漬け
◆レポート:
今日は前回いやしの場に参加して切れた親子さんこの前の会が楽しかったと言うことで再訪してくれました。
娘さんは几帳面で記憶力がいいので話の内容は明瞭です。
しかし、すべてのことが忘 れられないので嫌なこともいつまでも忘れられないのが辛いと話します。
また突然、家族にイライラして言葉が爆発的に出て止まらなくなることがあると話します。
話しながら頭の中では、
(なんでこんないい方してしまうのだろう。)
とか、
(もう少し優しい気持ち にならないのか・・・)
と頭の中が良い子と悪い子の自分が揺れ動いていると話します。
自分の現状を洗い出して話をしてみました。
時折、家族の誰かを責めてしまうので自分の部屋に入って攻撃的な言葉を独り言でしゃべってだんだん疲れてくると眠くなり一眠りする。
寝て覚めると荒々しい気持ちが落ち着くので、家族に謝っている。
本人は、イライラが起きないようにしたいと言うが自分でもわからない内にイライラする
つい衝動的に口から言葉が飛び出てしまう。爆発した後は自責の念で一杯になる。
家族は本人が疲れた時イライラが出ている気がするとはなす。
(本人のイライラの対処法)
週3~4回外出が続くと心身の疲れが出てしまうようだ。
① 外出できた時はやれたと喜んでいるが2~3日後イライラになるので外出の回数を減らすようにしている。
② イライラが出たらすぐ自室に戻りバカバカとか出る言葉に任せていると落ち着いてくる、疲れたら一寝入りすると気分が良くなる
③ イライラの後は自責の念がすぐ来るので、今は家族にすぐ謝っている。
(他の人の意見を聞く)
・本人の日常生活を聞くと(散歩・体操・他)等と体を動かす事が少ないように思う。
(本人は朝、体がしんどいのでやりたくても体を動かすことが出来ないと)
・あせらず体調のいい時に体を動かすと気分が良くなると思う。
・起きたばっかりの時は何もできないと思うがだんだん気分が良くなると体が動き出すので、のんびり待つのはどうでしょう。
皆さんの意見は、少しずつ体を動かすと気分も変わるかもしれないねとのことでした。
多少、思い込みが強くでてしまうことがあるようです。
ただ季節も春めいてきたので春風に乗って家族と一緒に出かけてはどうでしょう。
本人は他人に自分の話を聞いてもらうことで体が軽くなると言っているのでイライラの出るきっかけがつかめると対処できるだろう。
あまり思い込まないでイライラになってしまった時も、それも良しと大きく受け止めるのもいいかもしれない。
本日は三人三様でストレスの解消法や気分転換で以下のようなお喋りしました。
*体を動かしすぎる方は朝の15分ドラマを見るのが何よりの楽しみという。
*美味しいお茶をゆっくり飲むとさぁ働くぞー!と元気が出るという。
*特に何も考えないで朝が来ると動きたくなると言う。
その人の生活にあったやり方で心のゆとりを自分で作りだすことが一番。
などなど会話は弾みました。
生活の中にそれぞれが小さな幸せを見つけられるといいですね。
お茶会はバームクーヘンと紅茶。
喜んで食べる方 家で夫と半分ずつ食べると持ち帰る方、皆それぞれでしたが今回もまた楽しくカウンセリングをして気持ちがリラックスした状態で散会しました。
第19回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
※引き続きコロナ禍であるのでマスク着用・手洗い・室内の換気をした上で癒しの場を開催しています。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
親子のコミュニケーションについて
2)ランチ
ちらし寿司:かんひょう・干し椎茸・人参・油揚げ・かにかま・錦糸卵
錦糸卵
酢バス
タイの潮汁:タイ、小かぶ
茗花のおひたし
八ツ頭の煮物
黒豆の甘煮
◆レポート:
今回は親子での参加がありました。
お母さんとはいつも一緒に過ごしているが、なかなか本音で話し合う事がないという。
今日は親子の中に家族以外の参加者が入るのでどんな話になるのでしょうか?
お母さんは毎月参加しているベテランさんですが娘さんと一緒になると少し緊張があると思っていました。
会の最初から意外にもリラックスした感じて仲良く話が進んでいました。
ある程度の時間が経過したとき娘さんが、
「お母さんの友人の中にどうしてもいやな方がいる」
と言いはじめた。
その方は病気になりお母さんと絵手紙交換を始めたのですがお母さんは絵が上手に描けないので、気軽に娘さんに絵を描いてと頼んでいたと言う。
何回も言われたので、花の絵とか描いたがどうしても心が楽しくなれないのに、
(このままでいいのかな)
と思っていたと打ち明けた。
お母さんは娘さんが友人のことを嫌がっていることは理解していたが深く考えないでいつものように頼んでいた。
それは、自分の絵は下手だから、というただそれだけの理由だった。
会の中で突然娘さんは、
「自分の気持ちに正直になりたい」
と話しはじめた。
お母さんは、娘さんに言われるまで娘さんの気持ちがそこまで嫌がっていることを今日初めて知った。
娘さんは絵を描くことが好きで上手なので気軽に頼んでしまっていたと話した。
娘さんも母親に嫌とも言えずにずるずるやっていたが毎回、胸中は悶々としていた。
お母さんは、娘の気持ちを汲んでやれなかったことを反省した。
話が膠着してきたのでカウンセラーとして、
「あなただったらこんな時どうする?」
と参加者に問いかけた。
絵手紙で相手から来ても絵手紙で返さなくてもいいと思う。
自分で考えて面白い字を書いたり何でも自分で出来る事の方が相手の方も喜こぶかな。
道端の花の写真を撮って送るのもいいかな。色々あると思う。
いろんな話が出てきた。
お母さんは、
「自分の都合ばかり考えついつい家族は自分と同じ気持ちだ、と思ってしまった」
と話した。
家族と言えども成人した子は立派な大人として距離間をもっていくことが大切です。
親はいつまでも成人した子を子供扱いをしてしまう事が多いと思います。
こうしたケースに心当たりはありませんか?
いろんな意見が出ることで新しく気づくことがあります。
今回のいやしの場でもそのような化学反応があったのではないかと思えました。
すこし重たい話が続いた後は、楽しくエクレアを食べて晴れ晴れとした気持ちで散会した。
第18回、いやしの場を行いました、カウンセリングプログラムとレポート
※コロナ禍であるので三密に留意して、マスク着用・手洗い・室内の換気をしています。
◆開催場エリア:横浜・川崎
◆参加者:3名
◆開催時間:11時~15時
◆プログラム:
1)本日の課題
失敗談をみんなで話し合ってみる
2)ランチ
シチュー:ポテト、カリフラワー、にんじん、鳥団子
ライス
ユリ根の甘煮:リンゴとサツマイモの重ね煮
新年初めてのいやしの場なのでお正月気分を少し出してみました。
◆レポート:
今年最初のいやしの場はこんな話でスタートした。
ある失敗談
参加者の平均年齢は70代なので、物忘れがちらほら出てくるが本人はそれを認めたくない年齢です。
家事も、集中を欠くと思いもかけない失敗をします。
(焦がす・味がむら等)
私達は合言葉のように、歳を重ねると心身の動きも・理解力も落ちる。
今まで同時に3つ以上の仕事をやっていた人も気が回らなくなるので、ゆっくりと一つずつ丁寧にやりましょうと言っています。
皆さん、「そうね」と言いながら「私はまだ大丈夫」と内心思っているのです。
特に暮れからお正月にかけて家族も多くなり主婦は忙しくなるので、張り切るのはいいのですが失敗や忘れ物が多くなります。
まさにそれを体験した人がいて恐ろしかった話を聞きました。
油鍋をコンロにかけちょっと思い立ち行ったのにそこであれこれ気が移り、油の事をすっかり忘れました。
家族が台所に来て、油鍋から青白い湯気が出てびっくりしてコンロの火を止めたと言います。
大事には至らなかったが数秒の差で火が出たでしょう。
「娘にも怒られましたがそれより自分で忘れてしまった事に身体が凍る思いがした。」
としみじみ言ってました。
火事は心が落ち着かないで慌ただしくしている時に起こるのだと思い家族に注意されるより自分を責めてしまった。と話す。
自分で出来ると思っていても、いつのころからか思うように出来なくなっているので、まだできるとの過信は禁物なのです。
家事も一つ一つは出来るのですが集中力がだんだん低下するので、失敗を通してはっきり老年齢を気ずかされるのですね。
自分の事は、本当にわからないのです。
みんなそれなりに身に覚えがある事ですがこんな恐ろしい話を聞かされると、「スーパーお母さん」は返上しましょうと声掛け合いました。
その方は油の出来ごとが合っていからはゆっくり出来るように食事作りの始めを30分早くした。
すると落ち着いて出来ると話していた。
性格がせっかちの方は年と共にますますせっかちになります。
ご用心です。
まだまだ70代は時間をかければ出来るので、気落ちしなくて大丈夫です。
もう年だからダメと思う事が一番だめです。
やればできるのです。
忘れ物の多い人の話で、その方はすぐ眼鏡を忘れてしまうのです。
置き忘れをして家族がどこかに移したと勘ぐり、ここに置いたと主張する。
自分で置き忘れをしていながら他人のせいにすると家族はとても不愉快です。
本人はメガネが出てくるとニコニコして悪かったと言うが家族は心中穏やかではないものです。
家族の失敗は怒ったりしないで、お互いに気を付けようと声をかけ合って、攻め合うのでなく許し合いの心が大切ですね。
ここで話し合いは終了。
みんなで気を落ち着けるリラックス体操をしました。
皆さんの持ち寄りお菓子でお茶会で残り時間を楽しみました。
最後はニコニコ顔で散会しました。